小夜更けて
創作活動のできる人にはなれないな
と、つくづく思う。
文学がすきな女の子だったので
小説を書くとか短歌を詠むとかに
ものすごく憧れたときもあった
でももう無理だろうなあ
誰かの気持ちをぐっと揺さぶるほどの
文章はかけない。
だって気持ちを揺さぶられないように
日々過ごしているんだもの。
だって社会人なんだもの。
気持ちは揺さぶられず、
いつも機嫌のよい大人でいるように、
自分の心の機微に気づかないようにしているんだもの。
なにかがしょうがなく消化できなく思って作品に昇華しようとするのだと思う。違う道もあるだろうけど。
だからすこし酔った夜に、
センチメンタル気取って、
自分について語るのが関の山です。
二日酔いが明けたときにはまた、
社会人として電車に乗るのです。